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不動産を相続放棄するメリット・デメリットや注意点を解説!

2021-03-16

はじめに

不動産などの相続には、プラスの遺産だけでなくマイナスの遺産を相続してしまう場合もあります。

相続放棄することで負の遺産など承継されずに済みますが、メリットだけではありません。

相続放棄する場合は、遺産だけでなく資産も相続できず、また撤回できないデメリットもあるのです。

今回は、不動産の相続放棄をするメリット・デメリットについて解説していきます。


不動産を相続放棄するメリット

不動産を相続放棄するメリットとしては、次のものがあります。

・借金や負債を相続しなくて良い
・遺産相続の手間がかからない
・相続争いに巻き込まれずに済む

相続放棄することで、借金や負債を相続しなくて良いだけでなk、遺産相続の手間などがかかりません。

不動産を相続した場合は、相続した家の維持費や管理などの義務も発生するため、支払いなどの負担も増えるケースがあるでしょう。

また、価値のある不動産を相続する場合は、親族間での相続争いに巻き込まれずに済むなどもメリットです。


不動産を相続放棄するデメリット

不動産を相続放棄するデメリットとしては、次の通りです。

・遺産も資産も全て放棄する必要がある
・相続放棄を撤回できない
・家の処分が済むまでの管理や維持費がかかる

不動産の相続放棄をした場合、負の遺産だけでなくプラスの資産まで放棄しなければなりません。

相続放棄をする場合は、全ての相続を放棄する形になるので、プラスの財産だけを相続することはできないのです。

また、後にプラスの財産が発見された場合も、相続放棄を撤回することはできません。

相続人全員が不動産の相続放棄をしてしまった場合でも、家を処分するまでにかかる管理費や維持費は負担が必要になります。


不動産を相続放棄できないケース

不動産を相続放棄できないケースもあります。

・財産を処分した場合
・相続放棄の起源である3ヶ月を過ぎた場合
・相続放棄を行った後に財産を隠したり個人で消費した場合(背信行為)

相続人が財産の一部、または全部を処分した場合は、相続を承認したとみなされるため注意が必要です。

また、相続放棄の期限は3ヶ月と定められており、この期間を過ぎてしまうと自動的に承認されてしまいます。

相続放棄を行った後に財産を隠したり、個人で消費した場合は背信行為にあたり、相続を承認されます。

このようなケースの場合は、相続放棄ができないため注意しましょう。


不動産を相続放棄した方が良いケース

不動産の相続を放棄した方が良いケースは、古くて資産価値が付かない家で住む予定がない、遠くて管理ができないなどの場合です。

ただし、古くて資産価値がない家を相続放棄する場合、相続する予定である現金や資産がある場合は、それらも相続できなくなってしまうため要注意。

家の管理費や維持費が相続した財産よりも上回る場合は、相続放棄をした方が良いと言えるでしょう。


<まとめ>不動産を相続した後は売却する方法もある

不動産の相続には、負の遺産やプラスの資産などさまざまなケースがあります。

古い家で資産価値がないから相続放棄すると決めつけるのではなく、必ずプラスの資産と天秤にかけて決めることが大切です。

相続放棄した場合はプラスの資産まで全て放棄する形になるので、慎重に決断しましょう。

また、不動産を相続した場合、住む予定などがなければ売却することも選択肢の一つです。

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