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札幌で家を売った時にかかる税金はいくら?

2020-11-24

はじめに

札幌で家を売った場合、売却で受け取ったお金には税金がかかります。

「税金がかかる」ことは知っていても、具体的にどれくらいの金額がかかるか、などは分かりにくいですよね。

家の売却でかかる税金には、印紙税や消費税、登録免許税、所得税、住民税などが発生します。

この記事では、札幌で家を売却したい人に向けて、家を売った時に発生する税金について、詳しく解説していきます!


家を売却して発生する税金は?

家を売却することによって発生する税金は、主に下記の通りです。

・印紙税
・消費税
・登録免許税
・所得税
・住民税
・復興特別税

上記のうち、必ず発生するのが印紙税と消費税です。


必ず発生する税金の種類

100〜500万円以下で1,000円、500〜1000万円以下で5,000円など、不動産の売買金額によって金額が変わります。

消費税に関しては、不動産会社へ支払う仲介手数料や司法書士に払う手数料、融資手続きの手数料などです。


場合によって必要になる税金の種類

場合によって必要になる税金の種類としては、所有者移転登記にかかる登録免許税や所得税、住民税、復興特別所得税があります。

抵当権はローンを完済すれば抹消されるものではなく、抵当権抹消登記にかかる登録免許の税額は、不動産1つあたり1,000円と定められています。

所得税や住民税などの税金は、譲渡所得が発生しなければ税金もかかりません。

譲渡所得が出ないケースは、下記の通りです。

・家を購入した価格よりも安く売却した
・家の売却で出た譲渡所得が3,000万円以下
・住み替えのために家を売却した


家の売却で税金を控除する対策

家の売却では利益が出れば、税金がかかります。

一定の条件を満たすことで、特例を利用して税金の負担を軽くすることも可能です。

売却利益が出た場合は、3000万円以下であれば特別控除で、所得税と住民税は課税されません。

また、マイホームの買い替えでは住宅ローン控除が使えるため、所得税と住民税から控除できる仕組みです。

所有期間が10年を超える家を売却した場合には、軽減税率が適用され、税率が低くなる制度もあります。


家の売却で発生する税金以外のお金

家を売却する時は税金以外にも必要なお金が発生します。

家の売却時には不動産会社への仲介手数料も必要になり、不動産の売却価格の3〜4%の支払いが必要になります。

また、税金以外のお金ではありませんが、家を売却した翌年には確定申告が必要になるので、忘れずに対応しましょう。

確定申告を行うことで、売却損が出た場合は税金が戻ってくることがあります。


<まとめ>家の売却にかかる税金を把握しておこう

家を売却する時は購入した金額よりも、高い金額で売れた場合は利益に対して税金がかかります。

所得税や印紙税など必須でかかる税金もあれば、場合によって必要になるものもあります。

不動産の売却でかかる税金の詳しい話は、不動産売買を行っている不動産会社に質問されることをおすすめします。