相続した不動産の片付けや遺品整理は、相続人が行うことになります。
相続と一言に言っても不動産などの財産だけでなく、権利や義務も受け継ぐ形となるのです。
人によっては札幌以外の場所に住んでおり、遠方から遺品整理を行う必要がある方もいるでしょう。
今回は、相続不動産の遺品整理が必要な理由と方法について解説していきます。
相続した不動産の遺品整理は、基本的には相続人が行います。
配偶者は常に相続人となり、その次に子ども、親の順番になりますが、兄弟姉妹は法定相続人にはなりません。
ただし、相続放棄をした場合は、遺品整理をすることはNGです。
相続放棄をした後に遺品の一部を処分してしまった場合、相続したとみなされ、相続放棄ができなくなってしまいます。
相続放棄を検討している方は、遺品整理をしないようにしましょう。
相続した不動産の遺品整理が必要な理由としては、次のようなものがあります。
・家を売却するため
・相続財産を把握するため
相続した家を売却する場合は、家の中にある家具などを出さなければなりません。
また、相続する財産は家や著預金だけではありません。
有権証券や貴金属、骨董品などのプラスの財産と住宅ローンなどの借入金や未払いの税金などのマイナスの財産も把握しておく必要があるのです。
相続放棄する場合は3ヶ月以内に、相続税の納税は10ヶ月以内と期限が決まっているので、プラスの財産とマイナスの財産を早く把握してく必要があります。
相続した不動産の片付けが進まない方や家が遠方にあって手が付けられないというケースも多く聞きます。
相続した不動産の遺品整理を進めるためには、遺品整理業者に依頼するのがスムーズです。
不動産会社に相談することで遺品整理業者を紹介してもらえることもありますが、業者から不動産会社に紹介料がかかるケースもあるため、遺品整理業者に直接依頼する方が費用が抑えられるメリットもあります。
遺品整理業者によっても費用にバラツキがあるため、複数の業者に依頼して相見積もりを取ることがおすすめです。
遺品整理は片付けだけではなく、故人の財産を把握するために必要なものでもあります。
気持ちの整理が付くまで手が付けられない方も多いですが、長く放置したままにすることで、かえって手間がかかったり損をしたりする可能性もあります。
また、家の売却を考えている場合は、家の価値が高い間に売却されることをおすすめします。
今回は、相続不動産の遺品整理の方法についてご紹介しました。
札幌以外の場所に住んでおり遺品整理ができない場合は、遺品整理業者に依頼することも選択肢の一つです。
プラス、マイナス両方の財産を把握するためにも、遺品整理は早めに取り組みましょう。
また、相続不動産の売却を考えている方は、早めに相談されることをおすすめします。
札幌で不動産の売却をお考えの方や査定をご希望の方は、センチュリー21テンズホームまでご相談ください。
売却査定やご相談は無料で承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。