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古家付きの土地を相続したらどうする?売却or更地のメリット・デメリット

2021-05-22

はじめに

家を相続された方の中には、古家付きの土地の処分方法や活用方法でお悩みの方もいるのではないでしょうか。

ご自身で住む予定のない場合、古家付きの土地は売却するか、活用するかの2択になるでしょう。

一方では、選択肢が決まらず、そのまま放置してしまっている方もいるかもしれません。

古家付きの土地を放置するのはメリットが少なく、おすすめできない方法です。

今回は、古家付きの土地を相続した場合の選択肢について、売却と活用のメリット・デメリットをそれぞれご紹介します。


古家付きの土地を相続したらどうする?

親から譲り受けた土地の中には、古家が付いたものもあるでしょう。

古家と聞くとイメージがつきにくいですが、一般的には木造古住宅の法廷耐用年数は20年前後と言われており、その期間を過ぎると価値が0になります。

古家の明確な定義はありませんが、耐用年数を過ぎた物件のことを「古家」と指すことが多いようです。

耐用年数を過ぎてしまっているだけでなく、居住用としての活用が難しいのも現状です。


古家付きの土地を売却するメリット・デメリット

古家付きの土地の売却には、次のようなメリットがあります。

・一時的にまとまった収入が得られる
・固定資産税がかからなくなる
・維持管理が不要になる

土地を売却することで売却益が得られるため、まとまった収入を得ることができます。

そして、固定資産税や維持管理が不要になるため、放置した空き家のトラブルなどを回避することができるでしょう。

一方、古家付きの土地の売却のデメリットとしては、下記のものがあります。

・譲渡所得税がかかる
・所有権がなくなる
・継続的な収益が得られなくなる

土地や建物を売却した際には譲渡所得税がかかります。

売却益から取得費や譲渡費用を差し引いたものが所得となり、所得税と住民税がかかるため、税金の支払いが必要になります。

また、売却してしまうことにより所有権がなくなり、賃貸に出すことで得られる継続的な収益などもなくなってしまうことです。


古家付きの更地にするメリット・デメリット

古家付きの土地を相続したら、更地にすると言う方法もあります。

更地にすることで次のようなメリットがあるでしょう。

・市場流動性が高く売れやすくなる
・瑕疵担保責任に関する問題がなくなる
・古家の管理が不要になる

古家を使用する目的で探している方もいますが、土地の方が市場流動性が高く売れやすい傾向があります。

売却した物件に隠された欠陥が見つかった際に売主が買主に対して負う責任のことを「瑕疵担保責任」と言いますが、土地にすることでこの問題がなくなります。

また、古家の管理が不要になることは、古家によるトラブルなども回避できるため大きなメリットでしょう。

一方では、更地にすることで次のようなデメリットもあります。

・固定資産税が増加する
・解体費用がかかる

基本的に土地のみの場合は、建物付き土地と比較して固定資産税が増加します。

条件にもよりますが、倍以上増加するケースもあるため、古家を残した状態の方が良い場合もあるのです。

そして、更地にするためには解体費用がかかります。

狭くて重機が使えないなどの場合は、解体費用も高額なる傾向があるため、条件などによって費用が変わってくるでしょう。


古家付きの土地を放置するのはNG

ここまで古家付きの土地についてご説明してきましたが、古家付きの土地のままで放置するのはNGです。

古家をしっかり管理できる状態であれば、古家に関するトラブルなどは回避できますが、管理できないのであれば処分されることをおすすめします。


<まとめ>古家付きの土地の処分に迷ったらプロに相談!

今回は、古家付きの土地の相続に関してご紹介しましたが、活用予定のない古家の場合は売却されることをおすすめします。

固定資産税や維持費、管理費などが不要になるため、空き家にかかるコストも下げることができるでしょう。

場合によっては更地にした方が高く売却できるケースもあるため、古家付きの土地の活用にお悩みの方は不動産のプロにご相談されることをおすすめします。

札幌で不動産の売却をお考えの方や査定をご希望の方は、センチュリー21テンズホームまでご相談ください。

売却査定やご相談は無料で承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。