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札幌で古い家を相続放棄するメリットと注意点

2021-06-18

はじめに

親が数十年前に購入して放置してしまっている土地や築年数が古い家など、相続したくない家がある場合はどうすれば良いのでしょうか?

遺産を受け取りたくない場合は、「相続放棄」という方法も選択肢の一つです。

相続したくない古い家などがある場合は、相続放棄することで引き継ぐ必要がなくなります。

ただし、相続放棄する場合は、マイナスの遺産だけでなくプラスの遺産まで放棄することになるため注意が必要です。

今回は、札幌で古い家を相続するメリットや注意点についてご紹介します。


相続放棄とは?

相続放棄とは、相続人が遺産を放棄することです。

相続放棄をする場合は、原則、親などの被相続人が亡くなってから3ヶ月以内に家庭裁判所に放棄の申し立てを行うことで認められます。

3ヶ月を過ぎてしまうと相続放棄が認められないため期間に注意が必要です。


古い家を相続放棄するメリット

親が遺した古い家の相続放棄をした場合のメリットとしては、次のようなものが考えられます。

・固定資産税などの支払いが不要になる
・維持費や管理費の義務がなくなる

古い家を相続放棄することで、固定資産税などの支払いが不要になり、古い家を維持するための管理などの義務もなくなります。


古い家を相続放棄するデメリット

古い家を相続放棄するメリットには、固定資産税の支払いが不要になるなどのメリットもありましたが、一方では注意すべきデメリットもあります。

・プラスの遺産も相続できない
・3ヶ月を過ぎると相続放棄できない
・遺産の一部に手をつけてしまった場合は相続放棄できない

相続放棄する場合は、古い家だけを相続放棄することはできません。

プラスの遺産に対しても相続を放棄する形になるため、全ての遺産を受け取ることができなくなります。

また、遺産の一部に手をつけてしまった場合などは、相続放棄が認められなくなるため注意が必要っです。

もし、古い家以外にプラスの遺産がある場合は、相続放棄をすべきか考え直すことをおすすめします。


誰も相続したくない古い家はどうすべき?

古い家とはいえ、もしかしたら売却できる可能性もあります。

また、家の状態ではなく更地にした土地の状態で売却することも選択肢の一つです。

古い家を相続して、売却したお金を分けるという方法もあるので、相続しない方が良いとは言い切れません。

ただし、相続した後に空き家のまま放置してしまうことは避けましょう。

放火などのトラブルが起こるリスクもあるため、空き家にする場合は、しっかり管理をすることが大切です。


生前に売却しておくことも選択肢の一つ

誰も相続したくない古い家は、相続する側にとっても負担が大きいでしょう。

相続したくない場合は、被相続者が元気なうちに売却して処分してしまうことも方法の一つです。

生前に売却してしまうことで相続対策にもなり、遺族間でのトラブルも防ぐことができます。

相続したくない古い家をお持ちの場合は、生前から対応されることをおすすめします。


札幌で不動産の売却をお考えの方や査定をご希望の方は、センチュリー21テンズホームまでご相談ください。

売却査定やご相談は無料で承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。